高崎市工業出荷額8・6%減少/20年工業統計

(2010年4月9日)

 群馬県は、平成20年の工業統計をこのほど公表した。平成20年12月31日現在における県内の4人以上の事業所をまとめた。

 県全体の事業所数は、6489事業所で前年と比べ211事業所増(3・4%増)。従業者数は21万3199人で前年と比べ1175人減(▲0・5%)。製造品出荷額や加工賃などを合わせた製造品出荷額等合計額は8兆3184億円で、前年と比べ1739億円増(2・1%増)となった。付加価値額は、2兆6584億円で前年と比べ1296億円減(▲4・6%)。

 高崎市(吉井町含まず)の事業所数は794事業所で23事業所増(3・0%増)。従業者数は2万5022人で前年と比べ700人減(▲2・7%)。製造品出荷額等合計額は7679億円2082万円で、前年と比べ723億4135万円減(▲8・6%)。

 県内で最も出荷額が多いのは、太田市2兆1886億円(前年比6・2%増)、伊勢崎市1兆2265億円(前年比11・7%増)で、高崎市は3番目。

 前年と比べて増加したのは、伊勢崎市、太田市など21市町村。減少したのは、高崎市、富岡市(487億円減、▲15%)など17市町村。減少額では高崎市、減少率では富岡市が最も大きかった。

 高崎市で出荷額の大きい産業は食料品1161億円、化学1151億円、金属製品972億円、電子部品834億円で、県内生産額の20%から25%を占めている。

高崎市工業出荷額8・6%減少/20年工業統計

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