新議長に柴田和正氏、副議長に岩田寿氏/高崎市議会

(2010年5月14日)

 高崎市議会は、14日の臨時議会で議長、副議長を改選した。

 選挙の結果、議長に柴田和正氏、副議長に岩田寿氏が選出された。柴田氏、岩田氏ともに、高崎市議会の最大会派・新風会(32人)に所属。同会を中心に票を集めた。公明党(5人)、新高崎クラブ(5人)、日本共産党高崎市議団(3人)、四ツ葉の会(2人)は、各会派の独自候補に投票した。

 前議長の田中治男氏に続き、議長経験者が二度目の議長に選ばれた

 新議長の柴田氏は昭和17年生まれ4期目。議長は2回目で、平成16年度に議長をつとめ、倉渕、群馬、箕郷、新町との合併協議で各町村議会との調整をはかった。新副議長の岩田氏は、昭和33年生まれ2期目。議会では保健福祉常任委員会委員長、建設水道常任委員会委員長など。

 就任のあいさつで、柴田氏は「議会と執行部は車の両輪。円滑な議会運営で、高崎市の発展のため全力投球したい」、岩田氏は「副議長の職を全うしたい」と述べた。

 前議長の田中治男氏は「議長として高崎の各地域に行き、すばらしいまちになったと実感した。来年は中核市になり、高崎市は大きく躍進するものと思う」、前副議長の清水真人氏は「高崎を愛し、発展を願う皆様の気持ちを受け、スムーズな議会の運営を1年間心がけてきた」と退任のあいさつを行った。

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