古市文子さん21階展望ロビーアートワーク展

(2010年8月17日)

古市文子さん21階展望ロビーアートワーク展来庁者を楽しませるロビーアート

 高崎市は、市庁舎21階展望ロビーで、高崎市にゆかりのある芸術家の作品を展示している。8月から11月は、古市文子さんの作品を展示。「樹雪映」「ノルマンディ旅行シリーズ」など10点が展示されている。

 作品の多くは、皮革を使ったもの。目の前に一瞬飛び込んできた感動を如何に表現できるかを胸に刻み、構図を考え作ったもの。大きい作品は、朝日に輝く雪景色とアンディークランプ、小さい作品はフランスノルマンディ地方で出会った文化保存村やモンサンミッシェルのシリーズ。ロマン漂う作風は古市さんならでは。

 古市さんは今年85歳。37歳の時に患った胃癌がきっかけで美術の道に入った。数年前より万国博、日ロ友好交流展、日仏150周年記念展、中国西湖芸術博覧会などへ出品。入賞を果たし、皮革作品で各国から高い評価を受けた。群馬県美術会の常任理事を努めていたが、今年、後進に道を譲り、参与となる。

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