連雀町大手前・慈光通りが力を合わせて活性化/経大生も応援

(2010年8月25日)

連雀町大手前・慈光通りが力を合わせて活性化/経大生も応援商店街の情報誌

連雀町大手前・慈光通りが力を合わせて活性化/経大生も応援安国寺・豊川稲荷の絵馬

 中心商店街の大手前慈光通り商店街と連雀町大手前通り商店街が合併し、新たな「大手前慈光通り商店街」として、まちづくりに取り組んでいる。

 2つの商店街が合併したのは今年5月。連雀町大手前通り商店街に加盟する店舗が減少し、商店街活動が難しくなっていたこともあり、合併に至った。二つの商店街は、同じ大手前通りに沿って隣り合い、合併によって一体的な取り組みができるなど、スケールメリットも生まれる。5月の合併以降、新たに加盟する店舗が増えるなどの効果も出ている。

 大手前慈光通りは、高崎駅と城趾地区をつなぐ中心商店街の重要な位置にある。「フレッシュベジたか」の開店など話題性を持つ一方、古くからの衣服店「さくらや」の閉店、近年の通行者減少など、中心商店街に共通する悩みも抱えている。まちなか活性化のため、大手前・慈光通りの魅力づくりは重要だ。商店街では、合併後の取り組みとして、季刊発行の商店街情報誌「ストリートガイド」を8頁から12頁にボリュームアップし、連雀町の店舗を加えた42店舗を紹介した。情報誌は、各店舗で配布するほか、商店街有志が近隣にポスティングしており、えびす講などのイベントでは、集客に効果を発揮している。

 また、慈光通り沿道の安国寺境内にある豊川稲荷で、毎月18日に行われている祈願祭を名物にしようと、商店街の福引きと連動した願掛け絵馬イベントの定着をめざしている。ストリートガイドに印刷されている絵馬に願い事を書き、持参すると福引きができる。9月から高経大生の協力も得ながら、絵馬イベントの知名度アップをはかっていく。商店街では「毎月、地道に継続して定着をはかっていきたい」と話している。

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