卸売業が好調・販売額3割増加/平成19年商業統計

 群馬県は平成19年の商業統計を示した。
 高崎市の商店数は平成16年の前回調査よりも3・5%減少したが、従業員数は5・1%増、売上は25・1%増加した。(数値は合併後の市域合計で比較)。
 高崎市の全商店数は4715店で、平成16年の前回よりも172店(3・5%)減少した。

従業員数は3万6422人で、前回よりも1753人(5・1%)増加した。
年間販売額は1兆7470億円で前回よりも3508億円(25・1%)増加した。
 このうち小売店は3456店で、前回よりも128店(3・6%)減少。従業員数は2万2785人で、前回よりも528人(2・4%)増加した。年間販売額は4268億3441万円で前回よりも153億9565万円(3・7%)増加した。

 卸売業が好調ぶりを示した。店舗数は1259店で、前回よりも44店(3・4%)減少。従業員数は1万3637人で、前回よりも1225人(9・9%)増加した。年間販売額は1兆3201億6628万円で前回よりも3354億2053万円(34・1%)増加した。

 小売店の売場面積は49万3363㎡で前回よりも2万8189㎡増加した。

 業態別では、総合スーパーが3店で売上は104億6143万円。専門スーパーが126店舗で850億4802万円。コンビニエンスストアが125店で202億9643万円。ドラッグストア37店で76億5356万円。専門店2142店で1700億7722万円。中心店が839店で755億2209万円。

 群馬県全体では、商店数は2万4771店で、前回調査に比べ2151店(8・0%)減少。従業者数は16万9896人で、前回よりも4005人(2・3%)減少。年間商品販売額は6兆8300億円で、前回より7844億円(13・0%)増加。小売業の売場面積は282万6422㎡で、前回調査に比べ6万8050㎡(2・5%)増加した。

 商店数、従業者数、売場面積は、高崎市が全県で最も多い。販売額は前橋市がトップで2兆3825億円。次いで高崎市、太田市7111 億円、伊勢崎市4683億円、館林市3007億円の順となった。  小売業の販売額で最も伸びたのが吉岡町(19年販売額283億円)で54・5%。卸売業の販売額では、館林市(19年販売額2054億円)で97・8%増とほぼ倍増した。

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