”もつ”でおもてなし、高崎だからこそ

(2009年5月)

”もつ”でおもてなし、高崎だからこそ

”もつ”でおもてなし、高崎だからこそ

もつ鍋 わっか

 

●高崎の外食を担う新世代

 「群馬では、馴染みの薄いもつ鍋に、あえてこだわりました。高崎は食肉加工場が多いので、新鮮な素材が手に入りやすいのが魅力です」。吉村直道さんは、平成19年9月28日に「もつ鍋 わっか」をオープンした。倉賀野町出身で、市内に飲食店を経営する友人が多く、出店に当たって様々なアドバイスや手助けをもらった。人の輪のおかげでスタートラインに立てたことから、店名を「わっか」とし、お客様の輪が広がるようにと願いを込める。


●関東風「わっか」オリジナルもつ鍋

 豚骨と野菜を12時間煮込んだスープを冷やして、余分な脂を取り除いたものに、魚介のスープを合わせたコクのあるスープ。これをベースに「しょうゆ味」「みそ味」「辛みそ味」「カレー味」の4種が揃う。「博多のあっさりスープに物足りなさを感じた」吉村さんの美味しいもつでもてなしたいとの思いから、試行錯誤の末、たどり着いた独自の味だ。


 脂身たっぷりの新鮮な国産牛のもつに豆腐、キャベツ、ニラ、ごぼうなどの新鮮野菜をたっぷり加えて煮込むと、スープに野菜の甘みが絡み合って、一層のコクが出る。もつは野菜の甘さを最大限に引き出す。そして具をたいらげたら、最後は〝ちゃんぽん麺〟で締める。旨みの出たスープをたっぷり吸い込み、まさに二度おいしい。


●美容と健康にいいもつ鍋で、夏を乗り切る

 もつ鍋は高タンパク、低カロリーで、ビタミンも豊富。とにかく鍋にすると野菜をたくさん食べられるので、美容と健康を気にする方には、特にお勧めの一品。


 冬のイメージが強い鍋だが、体がバテたり冷房で冷えたり、日焼けによる肌へのダメージが大きかったりする夏にこそ、効果抜群。しかもお手ごろだ。


●鮮度にこだわり、酒類も豊富

 サイドメニューは鮮度を第一に、毎日の仕入れの食材に合わせてお品書を書き替える。


 また、酒類へのこだわりも強く、焼酎と梅酒共に全国の銘柄がそれぞれ約50種並び、中には幻といわれる銘柄もある。居心地のいいカウンター席で、全国の銘柄巡りを楽しめる。2階・3階はお座敷で、最大26名の宴会が可能。家族やカップルには個室もある。


”もつ”でおもてなし、高崎だからこそ

吉村 直道さん

住所:高崎市飯塚町1224-1

電話:027-363-2331

営業時間:17:30-0:00

定休日:日曜 駐車場:10台


※メニュー・価格等は取材時点のものです

高崎商工会議所『商工たかさき』2009年5月号


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