新設保管庫に焼却灰を保管/阿久津水処理センター

(2012年4月12日)

保管庫外観写真を拡大保管庫外観

保管庫内部写真を拡大保管庫内部

焼却灰242・6トンを厳重保管

 高崎市下水道局は、阿久津水処理センター場内に保管していた放射性物質を含む焼却灰を、新しく新設したコンクリート造の保管庫に全て移動したことを、12日の高崎市議会・建設水道常任委員会に報告した。

 阿久津水処理センターには、国が処分する指定廃棄物の8000ベクレル/kg超の焼却灰が141・4トン、高崎市が処分することになっている8000ベクレル/kg以下の焼却灰が101・2トン、合計242・6トンあり、既存施設内と新幹線高架下に鉄板で仮囲いして保管していた。

 新設された保管庫では、8000ベクレル/kg超と8000ベクレル/kg以下に分別して保管されている。

 保管庫は、床面積276㎡で、軒高6・3m。コンクリート壁の厚さは20cmとなっている。保管庫の扉直近では0・2~0・5マイクロシーベルト/時、保管庫から13m離れた場内道路では0・06マイクロシーベルト/時程度となっている。

 高崎市では、8000ベクレル超の焼却灰については国に引き渡すまで保管し、8000ベクレル以下の焼却灰は、受け入れてくれる処分場を探すとともに、処分方法を検討している。群馬県からの情報では、関東地方には受け入れてくれる処分場は無く、希釈してセメント材にすることも現状は無理という。

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