子育て世帯臨時特別給付金/高崎市は現金とクーポンで

(2021年12月21日)


先行給付金は12月22日から振込に

高崎市の富岡賢治市長は、子育て世帯臨時特別給付金10万円の支給方法について、最初の5万円は現金で、残りの5万円はクーポンで支給する方法を採用することを、これまでに示した。「市長から市民の皆様へ(令和3年12月17日)」などで発表した。

 

富岡市長は今回の給付金の支給目的について、子育て世帯に対する生活支援と経済の活性化の二つを挙げた。

全額を現金で支給した場合、「高崎市内で使ってもらえればありがたいが、貯金やネットショッピングなど、必ずしも高崎市内で使われることにつながらない」と述べ、5万円分については、高崎市内だけで使えるクーポンにし、高崎市内での消費を確保、市内経済の活性化をはかる。

 

コロナの影響で、商店や飲食店では長く経済活動が停滞しており、5万円の市内消費を担保する意味からクーポン方式を採用した。

5万円のクーポンは高崎市全体で総額30億円ほどになり。「30億円の消費を高崎市内で確保するのは他に手段がないほど大きな金額になる」と効果に期待した。

 

また富岡市長は、「クーポンの使い勝手は悪くありません」と述べ、スーパーやコンビニなども含めて多くの店舗に加盟してもらう予定。

 

支給対象者は、平成15年4月2日から令和4年3月31日までに生まれた児童を養育する人で、令和3年度(令和2年分)の所得が児童手当の所得制限限度額未満である人。

 

最初の現金5万円(先行給付金)は、児童手当の受給世帯として把握できる0歳から中学生までは12月22日(水)に振り込み手続きが可能。高校生世代の子どもがいる世帯は保護者からの申請が必要。申請に基づいて所得水準の確認を行うため、振り込みは年明けとなる見込み。

 

クーポンについては1月中旬に発送予定。作業については、1年前の子育て応援商品券の事務ノウハウを生かす。

 

「子育て世帯の支援であれば、全て現金給付でもよいが、地元経済の活性化を考えれば5万円は現金、5万円はクーポンという形で支給するのが一番と考えますのでご理解をお願いします」と強調した。

 

市長から市民の皆様へ(令和3年12月17日)

詳しくは高崎市ホームページ

https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2021120600022/

 

 

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