第11回洞窟観音いけばな展

(2023年08月23日)


暑さ忘れる幻想空間

8月11日~15日の5日間、「洞窟観音いけばな展」が「苔の徳明園 銀のライトアップ」と併せて開催された。

 

観音信仰の仏像画のような世界観が広がる洞窟観音で、優美な石彫観音像に6流派の家元や副家元の生け花が供花された。幻想的な雰囲気と20℃以下という坑内のひんやりした空気が、来場者に真夏の猛暑と現世をしばし忘れさせるような催しとなった。

 

このいけばな展は、東日本大震災が起こり世の中に閉塞感がまん延していた折、市内に拠点を置く「いけばな松風」副家元の塚越応駿さんが、人々の心の癒しや救いになればと、洞窟観音・徳明園の荒井宏介さんに持ち掛けて始まった。

今では真夏の納涼企画としてもすっかり定着している。

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