高崎活力増幅予算/令和6年度予算

(2024年02月21日)


一般会計1・3%増。

高崎市は令和6年度予算を2月9日に内示した。

 

令和6年度の高崎市一般会計は1682億9000万円で、前年度に比べ1・3%増。一般会計、特別会計、企業会計を合算した令和6年度予算の総額は2702億9221万円で、前年度比0・8%増となった。

富岡賢治市長は、令和6年度予算について「高崎市の活力を増幅する予算」と編成方針を説明している。

 

市税は、全体で629億9,921万円、前年度と比べて1・2%の減。市民税個人は、所得や労働人口の実績、定額減税による減収額等を反映させ、前年度比4.6%減の213億6,427万円、市民税法人は、景気の緩やかな回復を見込むとともに国の地方財政計画を踏まえ、前年度比1.3%増の59億5,887万円を計上した

 

市債は、建設等事業債については、児童相談所整備や労使会館建設等に伴う事業費の増加があるものの、高浜クリーンセンター建設事業費等の減少により99億3,270万円となり、市債全体では前年度比9・2%減の107億3,270万円とした。

令和6年度末市債現在高は、23億8,504万円減の1442億4,585万円を見込み、債務の抑制に努めた。

 

当所予算に盛り込まれた主要事業は次の通り

 

 

教育と人づくり

不登校対策でスクールソーシャルワーカーを増員、新たに市独自でスクールカウンセラーを配置し、支援強化を図る。

学校施設につきましては、小中学校のトイレ洋式化のほか、体育館への空調設備の設置や照明のLED化に引き続き取り組む。

学校給食は、食材価格の高騰に対応するため、給食材料費の高騰分を引き続き公費で負担する。

 

 

産業の振興

労働施策では、市内在住かつ市内中小企業に就職した若者に対して、引き続き電

子地域通貨「高崎通貨」により奨励金を交付。

商工施策では、地元企業の支援策として「中小企業経営安定化助成」、「職場環境改善事業」を引き続き実施。

 

 

文化と歴史を生かした創造的な高崎

まちなか音楽活動助成事業や「高崎芸術劇場」、「Gメッセ群馬」、「高崎アリーナ」において同時開催される屋内型の大型音楽フェスなどを支援する。

 

 

やさしい眼差しに満ちた市政

年々増加する児童虐待事案への対応するため、相談・支援体制を強化するとともに、引き続き児童相談所の整備を進める。

障害者の就労の場を確保するため、倉渕地域に障害者が付加価値の高いメロン等を生産する就労支援施設を開設する。

「高齢者福祉なんでも相談センター(仮称)」を新たに開設する。

 

 

合併した地域の個性を生かした魅力づくり

榛名湖で様々なコンサートが開催できる湖上ステージ等の設計に着手。

牛伏山自然公園に四季折々の花木を植栽するプロジェクトを新たに5か年計画で実施。

 

 

能登半島地震を踏まえた災害対策の強化

新町地域に災害救助用ボートを新たに配備

移動式電源として活用できる災害対策用電気自動車や車いす対応の移動式トイレトレーラーを配備

 

 

安心・安全な地域社会づくり

全地域において穴ぼこ改修特別整備工事を引き続き実施。

飼い主のいない猫の対策に取り組む町内会等に対しても新たに助成。

高浜クリーンセンターの建替えにつきましては、完成に向けた施設の建設やプラ

ント設備工事を継続。

ごみ出しが困難な高齢者世帯等を対象に、戸別訪問によるごみ収集を引き続き実施

 

 

大勢の人が歩き賑わう街

「高崎まつり」や「山車まつり」を第50回を記念して開催。

堤ヶ岡飛行場跡地地区の活用に向け基本調査や都市計画マスタープランを策定。

「まちなか小さな公園美化大作戦5か年計画」を引き続き実施。

烏川における水辺空間の魅力向上や高崎産フルーツなどの農産物の更なるブランド化を図るため、主に榛名地域の果物を提供するレストハウスやオープンカフェを整備。

 

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