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卓越した技術を顕彰

高崎市と高崎商工会議所が連携している高崎市一流技能者顕彰事業の令和５年度受賞者が決まり、３月２５日に高崎市役所で顕彰式が行われた。

この顕彰事業は令和４年度から始まり、市内の優れた技能者を４人程度顕彰、表彰する。今年度は栗原一美さん（株式会社シミズプレス）、木暮実さん（株式会社木暮塗装）、髙田年三さん（髙田木工）、中村純也さん（有限会社中村染工場）が受賞した。

栗原さんはスウェージング技術による金属パイプ加工、木暮さんはデコラティブペイントによる装飾塗装、髙田さんは釘を使わずに木を組み上げる組子細工、中村さんは注染技術によるてぬぐい制作により、受賞した。

受賞者には富岡賢治市長、高崎商工会議所の串田紀之会頭から顕彰状と記念品が手渡された。

高崎市は受賞者の技術を紹介するビデオを制作し、高崎駅周辺の大型ビジョン、高崎市の公式YouTubeチャンネルで放映。

富岡市長は「高崎のものづくりを広く市民に知ってもらいたい」、串田会頭は「高崎市内には多くの優れた技能者がいらっしゃいます。卓越した技術のすばらしさを知ってもらえるように取り組んでいきます」と話している。

顕彰式で栗原さんは「受賞に恥じないように精進したい」、木暮さんは「皆さんに認知してもらえるので感謝したい」、髙田さんは「自分に向き合い自分の世界を見出していくことが大切」、中村さんは「てぬぐいをい使っていただけるように発信していきたい」と喜びを語った。