1300年を迎える金井沢碑
(2025年05月3日)
多胡碑記念館で「金井沢碑の思い出」展
上野三碑の金井沢碑は、碑文に刻まれた建立日「神亀(じんき)三年丙寅(ひのえとら・へいいん)二月廿九日」(726年)から1300年を2026年2月に迎える。
多胡碑記念館では春の展示「金井沢碑の思い出-文、絵、写真でたどる記憶」を5月3日から7月6日(日)まで開催する。
金井沢碑は三家(みやけ)氏を名乗る豪族らにより、先祖の供養と仏教による一族の結束を表すために建立された。元々の建立場所は不明で、江戸時代中頃に発見されたとされている。
今回の展示では江戸時代から大正時代の金井沢碑を伝える文章や絵、写真などを紹介する。昭和時代以降は金井沢碑をめぐる出来事を、写真を通して振り返る。
会場:多胡碑記念館(吉井町池1085)、電話027・387・4928
観覧は無料。月曜休館。5月5日は開館、5月7日は臨時休館。
展示構成と内容
1 文字で読む金井沢碑
多胡碑記拓本(1829・明治12年)の上野三碑の様子を称える資料。
2 絵で見る金井沢碑
中村不折「不折画集」第一(1910~1911)より。1908(明治41)に新聞掲載された資料。
3 写真で見る金井沢碑
金井沢碑絵葉書(発行年不明)
4 拓本で見る金井沢碑
金井沢碑拓本。1950(昭和25)年に旧吉井中学校の生徒により採拓された資料ほか、拓本資料。
おわりに(金井沢碑建立1300年に向けて)
チラシ 金井沢碑の思い出
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