官民で小栗公プロジェクト立ち上げ
(2025年05月13日)
2027年大河ドラマで観光活性化
高崎市にゆかりの幕末の偉人、小栗上野忠順公が2027年放送のNHK大河ドラマ「逆族の幕臣」で描かれることが発表になったことに伴い、全市的な取り組みとして小栗上野介プロジェクト推進協議会が発足し、4月30日に初会合が開かれた。
協議会には小栗公の顕彰事業の関係者や観光関係者など12人とオブザーバーとして日本放送協会前橋支局、群馬県が加わり、会長に一般社団法人高崎観光協会理事長の安藤震太郎氏、副会長に小栗上野介顕彰会会長の市川平治氏、監事に高崎市立倉渕小学校校長の阿部夏美氏、一般社団法人高崎観光協会副理事長の岡田恵子氏が選任された。
倉渕町には小栗公と家臣が眠る墓所(東善寺)、烏川沿いの終焉地に立つ顕彰慰霊碑、観音山小栗邸跡などの関連史跡があり、ドラマの制作や放送が進むにつれて観光客の増加が想定されることから、史跡をめぐる観光ルートや小栗公にちなんだ土産品の開発、展示施設の設置などを検討する。
初会合では、お土産品開発の募集、小栗上野介関連史跡を絡めた高崎市全域の観光ルートの開発、くらぶちメロン村とのコラボ商品の開発、パンフレットの作成、観光ガイドの育成などの意見が出た。
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