令和7年度危険箇所点検
(2025年05月20日)
指定避難場所周辺を重点
土砂災害や水害、大規模地震に備えるため、高崎市が平成26(2014)年度から毎年実施している危険箇所総点検の令和7年度の取り組みが5月20日から始まった。
例年実施している河川等の監視を継続するとともに、今年度は指定避難場所周辺の危険箇所の点検を重点的に行い、防災意識の啓発と災害時への備えを強化していく。
総点検の初日に富岡賢治市長は現地視察を実施しており、今年度は大類小学校の北側の一貫堀川を視察した。視察にあわせて大類小5年生が防災学習を行い、一貫堀川に堆積した土砂や雑草の繁茂する様子、ドローンを使った点検の様子を見学した。
富岡市長は「川に砂がたまり草が生えていると大雨で水かさが増えてしまいます。皆さんの地域を安全にするため、毎年点検をしています」と児童に話した。
参加した児童からは「家族で避難場所を確認し備蓄を確認したいです」「地震に備えていきたいです」などの感想が聞けた。
今年度の新たな取り組みとして、河床点検やドローンを活用した点検の様子をYouTubeにアップし、高崎市の防災対策を知ってもらうとともに、防災意識の啓発につなげていきたい考え。