糸井潤「トポロジー」展

(2019年02月25日)


ビエントアーツギャラリーで3/1から

高崎市問屋町のアートの発信拠点ビエントアーツギャラリーで、写真家・糸井潤の個展「トポロジー-祈りの地点を繋ぐ-」が3月1日(金)から始まる。先人たちが祈りをささげてきた神秘的な場所をモノを巡り撮影した写真の展示で、その場やモノから発せられるアニミズムをもカメラで捉えようとした意欲作が並ぶ。

 

ビエントアーツギャラリーは、中之条ビエンナーレ参加アーティストたちとタッグを組んだ問屋街とアートの化学反応による文化発信プロジェクトで、第4弾となる今回は、中之条ビエンナーレ参加をきっかけに中之条町に移住して創作活動をおこなっている写真家・糸井潤の作品展。

 

糸井は渡米して写真学を学び、アメリカでフォトジャーナリストを経て写真家として活動。インディアナ大学芸術学部で教鞭をとったりヒューストン美術館に作品が収蔵されたりなど活躍したのち、拠点を日本に移し、2013年と2015年の中之条ビエンナーレ参加をきっかけに2017年から中之条町に移住。現在は林業に従事しながらアーティスト活動を続けている。日々、山や森に向き合う糸井が、人々の祈りが集まりアニミズムの在る場所でファインダー越しに捉えた場の光を、作品を見る者はどう感じることができるのか、興味深い展示だ。

 

 

会場:ビエントアーツギャラリー(ビエント高崎1階西側)

会期:2019年3月1日(金)~4月1日(月)

時間:正午~午後6時

定休:火・水・木曜日

問合せ:TEL.080-9542-5241

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