2020年度グッドデザイン賞を受賞

(2020年10月27日)


高崎芸術劇場

公益財団法人日本デザイン振興会は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨活動である「グッドデザイン賞」の2020年度受賞結果を10月1日(木)に発表。そのなかの一つに、高崎芸術劇場が選ばれた。

 

“Gマーク”でおなじみのグッドデザイン賞は、デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが毎年参加。今回は4,000件を超える応募の中から、高崎芸術劇場を含む1,395件にグッドデザイン賞が贈られた。今年度はテーマに「交感」を掲げ、他者や社会や環境などについて考え、想いを至らせるデザインであることに重きを置き審査が行われた。

 

受賞デザインの中で、完成度や今後への期待度が特に高い100件「グッドデザイン・ベスト100」には芸術劇場は惜しくも選出されなかったが、〈ホワイエの華やかな賑わいや市民のアクティブな芸術活動が前面に表出するホール建築。長らく市民に愛されてきている群馬音楽センターとは対比的な立地・形態であるが、自動車からも認知しやすい大きなガラス面と可視化される多様な活動は、駅に近く幹線道路に面した環境に適した解答であり、今後駅東口発展の核になっていくことが期待される。〉と音楽センターから次世代に受け継ぐ文化の拠点という物語性も含め高く評価された。

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