全国コミュニティシネマ会議2023 in 高崎

(2023年09月11日)


会議参加申し込みは9/15まで

全国各地で映画上映に携わる人々の情報交換と研究報告、ディスカッション、交流の場として1996年から毎年開催されている『全国コミュニティシネマ会議』が、今年は高崎を会場に9月22日(金)と23日(土)の二日間で開催される。多彩なプログラムは映画関係者だけでなく興味のある人は誰でも参加可能。申し込みを9月15日まで受け付けている。

 

コロナ禍の3年間を経て、映画館・上映者にも変化が求められている状況の中、今年の全国コミュニティシネマ会議では、危機を乗り越える新しい時代の上映のあり方を大きなテーマとし、“映画上映の現在”を知りこれからの映画上映を豊かにするためのカンファレンスが開かれる。

 

22日(金)は高崎芸術劇場スタジオシアターを会場に、1951年制作、戦後の地域社会における高崎市民新聞の成功をGHQが映画制作で全国に紹介した作品『高崎での話』のオープニング上映で会議が幕を開ける。その後に行われるプレゼンテーション+ディスカッションでは「アートとまちづくりの現在」「再生する映画館!」をテーマに議論が交わされ、夜はメトロポリタン高崎でレセプションが開かれさらなる交流が図られる。

 

23日(土)は高崎市役所を会場に三つの分科会に分かれて、地域の国際映画祭について、各地のコミュニティシネマの“どうする!”を共有するフリーディスカッション、フィルムの可能性、それぞれのテーマで議論や知見を深めていく。

 

23日午後は全国コミュニティシネマ会議の開催記念上映会として、「高崎で生まれた映画たち」と題しプログラムを実施。こちらは当日券の購入で参加可能で、阪本順治監督をトークゲストに招いた「2001 映画と旅」(黒沢清監督)「新世界」(阪本順治監督)「すでに老いた彼女のすべてについては語らぬために」(青山真治監督)の三作品連続上映、35ミリフィルムでの特別な機会を堪能する侯孝賢監督作品『珈琲時光』上映、最後は映画のまち高崎の今を映すエリック・クー監督作品『家族のレシピ』で締めくくる。

 

〈全国コミュニティシネマ会議2023イン高崎〉

会場:高崎芸術劇場ほか

日程:2023年9月22日(金)・23日(土)

申し込み:peatixで下記URLより9/15まで

https://cckaigi2023-takasaki.peatix.com

参加費:会議1,500円、レセプション4,000円

映画上映:一般1,000円/高校生以下500円 ※各回入替

問い合わせ:コミュニティシネマセンター TEL 050-3535-1573 Email: film@jc3.jp

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