都市型ファッションを提案/高崎オーパ

(2016年09月29日)

29日の説明会資料より。(発表内容は、今後変更になることもあります)


商圏人口は240万人を想定

 高崎駅西口で建設が進められ、2017年秋にオープンが予定されている大型商業施設「高崎オーパ(仮称)」の出店募集説明会が29日に高崎商工会議所大会議室で行われた。
 高崎オーパの開発運営は、イオングループの株式会社OPAが担っており、同社担当者から高崎オーパの店舗概要と出店応募方法について説明された。
 同社の説明によれば、高崎オーパは、最先端トレンドを提案する駅前立地の都市型ファッションビルに位置づけられ、地上8階で、テナント数は150店舗(賃貸面積7850坪)を予定している。
 フロア構成は、1階がスーパー・食品、2階から6階がファッション、7階・8階がフードコート・レストランとなっている。スーパーについては、イオングループが出店するようだ。ファッション等については、いくつかの出店者は決まっているようなニュアンスだったが、ブランドやショップ名については公表段階ではないとした。
 2階から4階、5階・6階、7階・8階がそれぞれ吹き抜けとなっており、7階と8階は高崎駅方向を眺望の良いガラス張りにする予定。 駐車場については、店舗周辺の駐車場と今後契約していくという。
 商圏は車で60分を目安に、南は熊谷、東は太田、西北は群馬県内全域を考え、商圏人口として244万人を想定している。ターゲット層は10代から50代とし、60代以上も含め年齢に関係なくファッションを提案していく考え。これまでの店舗をプロトタイプに、「高崎という都市環境、文化背景を生かした最新モデルにバージョンアップしていきたい」という。
 地域との連携を重視しており、これまでの出店地で実施してきた中心市街地商店街・百貨店・地元アーチスト等とのコラボレーション事例が紹介されたが、高崎でも同様の取り組みが行われると考えてよさそうだ。ペデストリアンデッキで高崎駅ビル、高崎高島屋と接続されることの相乗効果も生まれる。
 同社では「地域のお客様と高崎中心部の発展に寄与したい。地域のお客様に貢献できる商業施設として地域の力をお願いしたい」と述べ、具体的な出店商談に移っていきたいようだ。150店舗のうち、地元ブランドやクオリティの高いものづくりなどを積極的に取り入れていく考えで、物販だけでなく体験型や知育ビジネスなども重視していきたいという。

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