がん患者妊孕性温存治療等を助成

(2019年06月11日)

群馬県内で初めて

高崎市は、将来子どもを産み育てることを希望する小児、思春期・若年がん患者の人に対し、がん治療開始前に行う妊孕(にんよう)性温存治療、凍結保存治療の費用の一部を助成する制度を始めることを6月7日に発表した。

 

この助成制度により、がん患者の経済的負担を軽減し、将来に希望を持ってがん治療に取り組んでもらえるよう支援していくのが目的。

 

「妊孕性」は男女問わず妊娠する力のことで、妊孕性温存治療は、がんを治療するための化学療法や放射線療法で生殖機能が損なわれることがあるため、卵子、卵巣、胚、精子を凍結保存して不妊に対処する治療のこと。

 

対象は、妊孕制温存治療開始日、凍結保存更新日に高崎市に住所を有し、「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関するガイドライン2017年版」に基づく医師の診断、妊孕性温存治療開始日における年齢が40歳未満(凍結保存を更新する場合も40歳未満)などの条件を満たす人。

 

助成医療の対象は、がん治療開始前に、ガイドラインに基づき行われる精子、卵子、卵巣組織の採取凍結と胚(受精卵)の凍結。妊孕性温存治療に起因した凍結保存の更新。

 

助成上限額は、1)卵子、卵巣組織の採取凍結。受精による胚(受精卵)の凍結=25万円。2)精子の採取凍結=5万円。3)手術を伴う精子の採取凍結=25万円。4)上記1~3に起因した凍結保存の更新に要する年間費用=5万円。上記1~3の助成は1回目の凍結保存費用を含む。一人1回のみとする。

 

高崎市によれば、妊孕性温存治療を助成している自治体は5県2市で令和元年度は4県が実施または実施予定。

 

高崎市内の妊孕制温存治療法実施施設は、高崎ARTクリニック、セキールレディスクリニック。県内は群大医学部附属病院産科婦人科、群馬中央病院産婦人科など。

 

 

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