2021年の高崎映画祭は見送りに

(2020年12月29日)

コロナの影響で2022年に

2021年春の高崎映画祭の開催が見送られることが12月28日に発表された。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮した上での結論で、2021年春に開催される予定の第35回高崎映画祭は、1年延期し、2022年の開催をめざすことになった。

 

例年は年末年始にかけて高崎映画祭の受賞作品・受賞者が発表される時期となっているが、今回の見送りで受賞発表も行わず、2022年に開催する高崎映画祭の対象を2019年12月から2021年12月に公開された映画とすることになった。

 

2020年の第34回高崎映画祭は、新型コロナウイルス感染状況が激変する時期と重なり、実施方法の検討を重ね、授賞式は無観客でインターネット配信し、映画上映は中止となった。

 

見送りの理由では、新型コロナウイルスの猛威が収まる兆しが見えない中で、感染の拡大防止を理由としているが、この一年、高崎映画祭プロデューサーの志尾睦子さんが、劇場で映画を見る機会が減少したことも、大きく影響しているということだ。

コロナ禍によって劇場で映画を見ることの豊かさを感じ、映画との新しい出会いについて考えてきたという。「高崎映画祭の転換期として、約1年をかけて新しい映画祭の道を作りたい」と志尾さんはコメントしている。

 

高崎映画祭 公式サイト (takasakifilmfes.jp)

 

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