令和3年度危険箇所総点検始まる

(2021年05月19日)

地元区長(左)、担当職員らと市長が現場を視察

高崎市は、令和3年度の危険箇所総点検を、水害危険箇所を重点に、5月17日から始めた。

 

この危険箇所総点検は、平成26年度から年度ごとに重点対策を定めて実施しており、平成29年度からは水害危険箇所に重点が置かれている。

 

令和3年度は延べ1600人の職員を動員し、約2カ月間にわたって、市内の河川、道路、用排水路、護岸の状況について調査する。調査現地では、地域の区長らから住民情報も収集し、これまでに水害等で危険を感じた箇所を洗い出していく。

 

河川や用排水路に堆積した土砂、雑草や樹木等の繁茂など状況に応じて対策を行う。河川や道路等の管理者が国・県等の場合は、連携・協議しながら、緊急度に応じた対応を行う。

 

これまでの危険箇所点検により井野川、榛名白川等の水害対策が進められてきている。

また内水対策として高崎市は排水ポンプ車を3台配備している。新町地域では防災機能を備えた新体育館が弁財天公園に建設されている。

 

危険箇所点検の初日となる17日に、富岡賢治市長は新町地域の温井川の弁天橋付近を視察した。視察地では温井川に40~50cmの土砂が堆積し、雑草も茂っている。高崎市では堆積した土砂の浚渫(しゅんせつ)を実施する予定。

温井川は藤岡市を起点に新町で烏川に合流する6160mで、旧新町紡績所の横を流れる群馬県管理の河川。これまで県による護岸改修が行われている。

 

 

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