榛名南麓広域農道が全線開通

(2021年06月14日)


愛称は「榛名南麓スカイライン」に

榛名南麓広域営農団地農道が全線開通し、6月12日に中室田小学校で開通式が行われた。式後、午後4時から一般供用された。

 

この榛名南麓広域農道は、箕郷地域と榛名地域を東西に結び、箕郷町矢原と中室田町の延長14・1km。平成6年度から群馬県と高崎市が整備を進め、第二期として施工された榛名工区のうち最後の500mがこのほど完成し、全線開通となった。

榛名南麓は沢や谷が多いため、山麓の東西方向の交通は難儀だったが、この農道により鷹留城橋(225m)、芝桜大橋(192m)など大型の5橋が築造されており、全線開通により農産物の流通や沿線の観光地のアクセスの向上に寄与し、榛名南麓地域の活性化につながるものと期待されている。

 

沿線の4小学校に道路愛称を募集し、中室田小児童が考案した「榛名南麓スカイライン」が採用となり、式典に合わせて表彰された。

 

富岡賢治市長は「27年かかり、開通することができました。榛名山麓の果樹や農産物の流通、観光資源の連携がはかれ、榛名と箕輪城のゴールデンルートができます。たくさんの方々に来ていただきたい。榛名のブランド力を高め、販売施設も整備していきたい」とあいさつした。

 

 

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