高齢者の2回接種率は82%に

(2021年08月6日)

ファイザー製の供給は見通し立たず

高崎市は新型コロナウイルスワクチンの接種状況と今後の見込みについて、8月5日に発表した。

 

7月末までに希望する65歳以上の高齢者全員が2回接種できるよう、医療機関の協力を得ながら接種を加速させた。その結果、対象者10万3822人の内、2回接種した人は8万5221人で接種率は82・1%、少なくとも1回接種した人は9万1770人で接種率は88・4%となった。

 

12歳以上の対象者は33万6058人で、1回目を接種した人は16万199人で接種率は47・7%、2回目接種は9万4925人で接種率は28・2%となっている。

 

現在、高崎市では40歳以上市民、満12歳以上の小中学生の接種を進めているが、国から供給されるファイザー社製ワクチンが不足し、9月以降の供給予定も明らかにされていないため、高崎市では16歳から39歳までの市民については予約開始時期の見通しが立たない状況になっていうという。

 

そのため、ワクチン接種を希望する18歳以上の市民については、モデルナ製ワクチンを確保した群馬県の県央ワクチン接種センターでの接種を勧奨し、18歳から59歳までの市民約19万人に連絡はがきを7月26日に発送している。

 

高崎市は、県央ワクチン接種センターでの接種を進めるための調整を行うとともに、ファイザー社製ワクチンの供給予定を注視し、個別接種を進めていきたいとしている。

 

 

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