群響の次期指揮者に飯森氏

(2022年02月4日)


令和5年4月から

群馬交響楽団は、小林研一郎ミュージック・アドバイザーの後任として、飯森範親(いいもりのりちか)氏を「常任指揮者」として選任したことを1月31日に発表した。

任期は令和5年4月から令和8年3月までで、令和4年4月から常任指揮者就任までの間は、アドバイザーとして助言をもらう予定。

 

飯森氏は1963年生まれ。1986年に桐朋学園大学指揮科卒業。ジャン・フルネ、小澤征爾、秋山和慶(かずよし)、尾高忠明各氏に師事。

これまでに国内外のオーケストラで活躍。

東京交響楽団特別客演指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。日本センチュリー交響楽団首席指揮者。

山形交響楽団芸術総監督。東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者。中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。東京ニューシティ管弦楽団ミュージック・アドバイザー(2022年4月からパシフィック フィルハーモニア東京に改称、次期音楽監督)。

 

渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、中島健蔵音楽賞を受賞。

 

アートマネジメント分野での活躍も評価を受けている。

 

群響理事長の山本一太知事は「音楽面での実力はもちろん、若くて行動力のある指揮者にお願いすることができた。群響改革プランの推進をはじめ、群響のレベルアップに力を発揮してもらえるものと期待している」とコメントしている。

 

飯森氏の会見は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、別途行われる予定。

 

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