新町防災アリーナが4月1日から供用に

(2022年03月21日)

多くの市民が見学に来館

19日に記念式典を開催

 

高崎市が建設を進めていた新町防災アリーナが完成し、4月1日に供用開始となる。先立って3月19日にオープニング記念式典が行われた。

 

新町防災アリーナは、体育施設と防災機能を備え合わせた全国でも類を見ない体育館で、水害時等の避難場所が少ない新町地域の安心安全を高める役割を担っている。

 

体育館の外に設置されたスロープを使って徒歩や車椅子で2階フロアや屋上に避難できるのが最大の特徴となっている。

 

アリーナ面積は1147㎡で、バスケットボールやバレーボールコート2面、バドミントン4面、卓球12面、フットサル1面がとれる。

 

屋上にはヘリコプターの緊急離着陸場、周辺住民に避難情報を知らせる防災スピーカー、停電時に館内空調や照明などの電気設備を最大3日間稼働できる発電機、スマートフォンの充電に使える小型バッテリー、炊き出し用かまどとして使えるベンチ、下水道に直結できるマンホールトイレなどを備えている。

 

記念式典で富岡賢治市長は「新町の防災対策にしっかり取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓として福田達夫自民党総務会長、扇谷北関東防衛局長が出席し、祝辞を述べた。

式後、群馬県防災ヘリコプター「はるな」による救助訓練や市民見学会が行われた。

 

 

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