スマートIC周辺にパーク型商業施設

(2023年02月9日)

施設のイメージパース

2026年開業予定

高崎工業団地造成組合は、高崎スマートIC産業団地に隣接した区画を民間事業に分譲し、高崎産農畜産物などの販売を行う施設整備を計画しており、2023(令和5)年1月に実施した公募型プロポーザルによる事業者選考の結果を2月6日に発表した。

 

プロポーザルには2者が参加表明し、その内、1者が事業提案書を提出した。審査会で事業提案者がプレゼンテーションを行い、委員による協議の結果、優先交渉権者として決定した。

優先交渉権者は、阿佐見産業株式会社(伊勢崎市)を代表に、株式会社群成舎(高崎市)、国際警備株式会社(高崎市)、株式会社アンテナ(東京都千代田区)を構成員とした企業グループ。

 

分譲エリアは高崎玉村スマートICの下り方向出入口周辺の東西エリアでA地区とB地区で構成されている。

 

提案には「農・食・遊び・健康を提案するパーク型商業施設」をテーマに、高崎産農産物と日本各地の水産物を販売するマルシェやバーベキュー広場、パスタやスイーツなど高崎の食を楽しむレストラン・フードコート、長時間のドライブを癒す温浴施設、日本最大級の子どもの遊び場、キッチンカーエリア、バスケット・フットサルコートA地区とB地区を結ぶ歩道橋と両エリアを行き来する来場者の足として電動カートなどが盛り込まれている。

駐車台数は、2つのエリアを合わせて約480台。

 

高崎産農畜産物の販売計画、A地区とB地区の連携計画、建設発注、仕入、雇用、管理保守、運営等に関し、市内を中心に調達する方針が市の活性化に寄与するものとして評価された。

 

今後の予定は、2023(令和5)年3月から分譲に向けた詳細協議、令和5年12月に基本設計・分譲契約、2024年(令和6)年9月に実施設計、2024年11月に建設工事着工、2026(令和8)年5月に開業予定。

 

関越自動車をはさんで、東側は群馬県企業局による工業団地造成が行われ、令和5年度に分譲予定となっており、高崎玉村スマートIC周辺の開発が進んでいる。

 

 

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中