佐藤選手に市民栄誉賞

(2018年03月21日)


凱旋パレードに1万5千人

平昌オリンピック・スピードスケートで金メダルを獲得した高崎健康福祉大学3年・佐藤綾乃選手の凱旋パレードと市民栄誉賞の贈呈式が3月21日に行われた。

降雪の中、出発場所の高崎オーパ前には大勢の市民が集まり、佐藤選手を迎えた。佐藤選手を乗せたオープンカーは高崎駅西口から高崎市役所までシンフォニーロードをパレードし、沿道の市民が佐藤選手の金メダル獲得を称えた。

パレード後、高崎市役所1階ロビーで市民栄誉賞の贈呈式が行われ、ロビーを埋め尽くした観客が見守る中、富岡賢治市長から佐藤選手に栄誉賞が手渡された。

富岡市長は「佐藤選手に市民栄誉賞を贈ろうと市民の声もたくさん届きました。佐藤選手に高崎に来ていただき、勉強してもらって、こんなにうれしいことはない。高崎の名を高めていただき、栄誉賞で報いたい」とあいさつした。

佐藤選手は「想像していた以上の大勢の人に集まってもらって、とても驚き、うれしいです。高崎市の皆さんの応援が平昌に届き、120%の力を出せました。このオリンピックを通じて、私を支えてくれる方々に感謝しなければならないとあらためて感じました」と喜びを語った。市内保育園・幼稚園の子どもたち代表から佐藤選手に手作りのブーケと金メダルが贈られ、式典に花を添えた。パレードと市民栄誉賞贈呈式を合わせ、高崎市の発表で1万5千人が詰めかけた。

また佐藤選手は式後の記者会見で「課題を一つ一つ解決し、一年一年を積み重ねて4年後の北京に出場し結果を残したい」と意欲を語った。

市民栄誉賞の贈呈は、2008年の北京オリンピック女子ソフトボールで金メダルを獲得した高崎市在住の日本代表選手に続き2回目。

 

 

 

 

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