商業売上全国15位/経済センサス

(2018年04月27日)


政令市との競争激化。前回は14位。中核市では1位

総務省の平成28年経済センサス活動調査「産業別集計(卸売業,小売業)」が平成30年3月末に発表された。この発表資料をもとに、高崎新聞が都市順位を集計した。

平成28年調査の高崎市の売上額は、卸売業が2兆5692億円、小売業が4877億円、卸売業・小売業の合計額は3兆570億円で、前回の平成24年調査よりも合計額で6%増となった。

高崎市の全国順位は15位となり、前回の平成24年調査の14位から1ランクダウンとなった。前回15位だった岡山市と入れ替わるかたちとなった。

高崎市は、中核市では引き続き1位となっている。20位内の都市は高崎市を除き、全て政令指定都市で、商業については政令指定都市との競争と言える。またトップ20に入る都市は、前回の調査から、おおむね10%程度の売上増となっており、商業面での好調を示している。前回よりも減少したのは、神戸市、京都市、新潟市など。

北関東の都市では、宇都宮市が2兆6144億円で21位(前回20位)、水戸市が1兆5375億円で34位(前回29位)、前橋市が1兆1478億円で46位(前回41位)で、北関東の都市が順位を下げる結果となった。

 

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