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東京オリンピック事前合宿候補地視察のため、ポーランド女子ハンマー投げ選手で世界記録保持者・オリンピックメダリストのアニタ・ヴォダルチク選手とクシシュトフ・カリシェフスキ・コーチが１０月１８日に高崎市を訪れた。

アニタ選手はこれまでロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪、世界選手権で優勝。リオ五輪では世界記録で優勝、その後ワルシャワで行われた大会で８２・９８ｍ、自身の世界記録を塗り替えたて優勝した。

高崎市とポーランドオリンピック委員会は昨年１０月に協定を締結し、これまでポーランドオリンピック委員会会長らが高崎市を視察訪問するなど、誘致活動に成果を上げている。今回の視察訪問は、ポーランドオリンピック委員会がアニタ選手に高崎市を推薦したもの。アニタ選手らは、メイン練習場候補地として浜川競技場、ウェイトリフティング練習候補地として高崎アリーナを視察した。

アニタ選手は視察後に「２０２０東京オリンピックの事前合宿を高崎市で行うことに決めた。高崎市は落ち着いていて練習環境が最適である。２０２０東京までに、２０１９年12月、２０２０年４月、オリンピック本番前の３回の合宿を行いたい」と考えを示している。