OKIグループ労組から高崎社協に寄附

(2018年12月29日)

OKIグループ労組の渡邊さん矢島さん、高崎社協・松橋会長。手前の黄と赤の車椅子が子ども用

子ども用車椅子も購入

高崎市社会福祉協議会(松橋亮会長)は、OKIグループ労働組合連合会高崎地区から贈られた寄附金で、子ども用2台を含む車椅子9台を購入し、車椅子の貸し出し事業や福祉体験事業に活用していく。

同労組では、「高崎市の所在する企業として地域の福祉事業に貢献したい」とグループ企業の社員からカンパを募って、毎年、高崎市を通じて高崎市社会福祉協議会への寄附を続けている。OKIグループ高崎地区では約1000人が就労している。

 

同労組の矢島克巳さん、渡邊伸幸さんが12月27日に高崎社協を訪れ、贈呈式が行われた。

 

高崎社協には、貸し出し用の車椅子104台があり、ケガや病気などで一時的に車椅子が必要になった人や高齢者、障害のある人の外出支援として、無料で利用してもらっている。年間に450件の利用があるそうだ。

 

今回購入した車椅子は、この車椅子貸し出し事業や、学校や事業所に職員やボランティアを派遣し車椅子を体験する福祉体験に活用される。

特に2台の子ども用車椅子は特注品で、高崎社協の初導入となり、高崎社協では事業の幅が広がると期待している。

高崎社協では「軽くて使いやすい車椅子を購入できたので市民に貸し出して要望に応えていきたい。子ども用の車椅子により、福祉に対する子どもたちの理解を深めてもらえる」と話す。

 

同労組の矢島克巳さん、渡邊伸幸さんは「寄付を有効に利用していただいてうれしい。今後も、高崎市の福祉に役だててもらえるように寄付を続けていきたい」と話している。

 

高崎社協では同組合からの寄付により、前回は高齢者疑似体験セットを購入している。

 

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