「Tracing of Strangers」展

(2018年12月6日)


移住者目線からアーティストが問屋町を切り取る

高崎市問屋町のビエント高崎に今年11月にオープンしたアートの発信拠点ビエントアーツ ギャラリーで、第2弾の企画展「Tracing of Strangers(トレーシング・オブ・ストレンジャーズ)」が12月14日(金)からスタートする。

 

ビエントアーツギャラリーは、中之条ビエンナーレ参加アーティストたちとタッグを組んだ問屋街とアートの化学反応による文化発信プロジェクト。今回の展示はそれぞれ異なる土地から群馬に移住してきた3名のアーティストが参加し、来訪者という目線から高崎問屋町を切り取ることを試みる展示だ。

 

参加アーティスト一人目の西岳拡貴は、彫刻・映像・ドローイングなどの手法で、身体・コミュニケーション・認識・労働などに内在する不確実な境界線を再認識する表現活動を国内外の芸術祭で発表している。二人目の人見将は古典技法を使った写真や記録で作品制作を行う写真作家。三人目の山口貴子は“ニュートラルであること”に着目しインスタレーションなど多様な手法で表現を行う。この三人の移住アーティスト(= Strangers)が、何を見て感じたのか触れることで、人間ひとりひとりが異なる視点を持っているということを改めて気づかされるような展示だ。会場では、これまで自分が見ていた問屋町とは違う風景が広がっているかもしれない。

 

 

会場:ビエントアーツギャラリー(ビエント高崎1階西側)

会期:2018年12月14日(金)~2019年1月21日(月)

時間:正午~午後6時

定休:火・水・木曜日 ※年末年始は12/25(火)~1/3(木)まで休館

問合せ:TEL.080-9542-5241

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中