高崎の文化振興に貢献

(2016年11月8日)

左から石原さん、竹中さん、富岡市長、鈴木さん

高崎市文化賞授賞式

 今年度の高崎市文化賞の授賞式が7日に高崎市役所で行われ、受賞した竹中三郎さん(高崎山車祭り保存会長・高崎市区長会長=90歳)、石原征明さん(高崎学検定委員会委員長群馬県地域文化研究協議会名誉会長・共愛学園前橋国際大学名誉教授=84歳)、鈴木猶仙さん(第日本茶道学会高崎支部支部長・群馬県茶道会会長・高崎茶道会筆頭相談役・群馬県教育文化事業団評議員=75歳)に、富岡市長から賞状と記念品が手渡された。
 富岡市長は、「第一線で身を粉にし、高崎の文化の基盤と厚みを作っていただいた」と、謝意を述べ、受賞者の更なる活躍に期待した。
 伝統文化振興の功績で受賞した竹中さんは「大勢の方に支えられ、がんばってくることができました。文化賞に恥じないようにがんばりたい」と元気いっぱいな様子を見せた。
地域史研究の功績で受賞した石原さんは「一筋の道を見出し、がんばってきました。高崎市と高崎市民へのご恩返しがこれからの使命と考えています」と、高崎学などを通じて地域に貢献していきたい気持ちを語った。
茶道振興の功績で受賞した鈴木さんは、「高崎の皆さんに認められたことがとてもうれしいです。伝統文化が日本人の民度の高さにつながっていると思います。伝統文化の良さを次の世代につなげ、高崎から群馬、全国、世界へと発信していく種をつくっていきたいです」と、喜びを語り、これからの活動への意欲を見せていた。

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