上野三碑の副教材を作成

(2015年10月2日)

小中学生の教材として今年度中

 高崎市教育委員会は、世界記憶遺産の国内候補に選ばれた上野三碑の世界的な価値を市内の小中学生に学んでもらうため、上野三碑の副教材を作成していく計画を2日に発表した。
 副教材は、小学生用と中学生用をそれぞれ作成し、市内の全児童、生徒に今年度中に配布する。三碑の現地見学のときにハンドブックとして活用できるよう、コンパクトでデザイン性のあるものが考えられている。来年度以降も継続的に副教材として活用し、希望に応じて、一般にも配布する予定。
 この副教材の作成は、上野三碑に詳しい識者らによる検討委員会を設置し、意見を求めていく。委員は、神保侑史さん(上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会委員・吉井町辛科神社宮司)、高井和雄さん(高崎市教育委員)、藤森健太郎さん(群馬大学教育学部教授・古代史)、松田猛さん(多胡小学校長・同成社刊『上野三碑』著者)、宮寺久さん(入野小教諭・前中学校社会科副読本編集委員)。

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