おいしいお米できますように/高崎寺尾小

(2018年06月28日)

1列になって下がりながら苗を植えていく

5年生72人が田植え体験

もち米作りを実際に体験してもらおうと6月28日、寺尾小学校の5年生72人が田植えに挑戦した。同校のPTAや育成会のOBが中心となって組織する「どんぐりの会」とPTA父親委員会が、子どもたちにいろいろな体験をしてもらいたいと企画したもので、同校の恒例行事になっている。田植え体験は地域住民から借り受けたという、学校近くにある600㎡の水田で行われた。
当初は田んぼのぬかるみに足を取られて苦戦していた子どもたちも、次第に作業がスムーズに。「苗を植えすぎないで。ひもに沿って植えて」という大人たちの指導の下、泥だらけになりながら最後にはきれいな一直線に苗を植えていた。
どんぐりの会元会長の羽鳥栄一さんは、「寺尾地域には恵まれた自然環境がある。田植え体験やジャガイモ掘り、さつまいも掘りなどさまざまな体験をとおして、地域に愛着を持ってもらいたい」と話し、子どもたちの様子を見守っていた。
初めて田んぼに入ったという男子は「実際に体験してみて、お米作りの大変さを感じた。収穫が楽しみ」と笑顔で汗をぬぐっていた。
10月下旬には収穫体験が行われ、来年には収穫祭として、取ったもち米を使った給食などが全校生徒にふるまわれる。(G)

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