33町内集い防災訓練/中央地域

(2018年08月27日)

救急担架体験(写真提供:中央地域づくり活動協議会)
防災講話に150人が参加(写真提供:中央地域づくり活動協議会)

約430人の地域住民が参加 中央小で

 地域住民の防災意識を高め、いざというときに行動に移せるよう、中央地域づくり協議会が8月25日、高崎市立中央小学校で合同防災訓練を行った。同会が小学校と協力して訓練を行うのは今回が初めて。

 同校区の住人ら430人が参加し、体育館や校庭で、AEDの使用方法や地震についての防災、消火の方法などについて学んだ。訓練には同校区の小学生、中学生ら約70人も参加。消防署員の指導の下、消火訓練に臨んだ子どもたちは額に汗をにじませながら、熱心に取り組んでいた。

 中央地域づくり協議会は東日本大震災をきっかけに、中央小学校区内にある33町内が連携して平成25年から活動を始めた。当初は各町内で小規模な訓練を行っていたが、現在は1年に1回、中央地区33町内が連携して大規模な防災訓練を行っている。

 中央地域づくり協議会会長の高橋充さんは、「向こう三軒両隣の精神を大切にし、各地域の防災訓練に積極的に参加してもらいたい。全員で行動に移ってもらえると、地域全体の防災への意識が高まると思う」と訓練の効果が広まっていくことに期待を込めた。(Y)

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