産業・集客を推進し市政を充実

(2019年04月9日)


高崎市第6次総合計画「変革する高崎」10年間の都市戦略

高崎市は「高崎市第6次総合計画」を策定した。

第6次総合計画は、2018年度から2027年度の10年間を計画年度とし、「変革する高崎」をテーマに、まちづくりの基本戦略と主要施策がまとめられた。

 

基本戦略では、高崎駅周辺、高崎問屋町、高崎スマートIC産業団地などを拠点とした発展、交流人口・集客人口の増加などをはかり、防災、産業、子育て、教育各分野の充実させていく。

戦略の柱として拠点エリア方式の経済発展による都市づくり、バランスの取れたたくましい産業を育む都市づくり、交流人口・集客人口の増加による都市づくり、高崎スタイルの生活の実現に向けた都市づくり、文化活動とスポーツ環境の整備による都市づくり、地域における保健医療の充実による都市づくり、地域防災力の強化による安心・安全な都市づくり、情報通信技術の活用による都市づくり、市民力を生かした都市づくり、国際化に対応したグローバルな都市づくりを掲げた。

 

各地域の振興では、自然や歴史、産業、文化を生かした地域発展をはかる。

高崎地域は総合的な都市機能が集積する拠点ゾーン、倉渕地域は自然環境を守り生かす自然共生ゾーン、箕郷地域は歴史豊かな美しい郷(さと)と新しい発展が両立するゾーン、群馬地域は人口増による新しい発展が期待される歴史文化ゾーン、新町地域は落ち着きと安心感のある質の高い生活都市ゾーン、榛名地域は豊富な観光資源と農産物を生かした観光交流ゾーン、吉井地域は首都圏に最も近い産業と文化福祉の振興ゾーンとして都市づくりを進める。

 

主要施策は、総務教育、保健福祉、市民経済、建設水道の4分野について課題と施策方針をまとめた。

総務教育分野では、地域防災力の強化、効率的で健全な行財政の運営、市民参加と地域づくりの推進、芸術文化の振興、スポーツの振興、学校教育の充実、生涯学習の充実、健康教育の充実、中等・高等教育の充実、文化遺産の保護・継承をはかる。

 

保健福祉分野では、保健予防・生活衛生の充実、救急医療・地域医療体制の充実、地域福祉の推進、高齢者福祉の充実、障害者福祉の充実、子育て環境の充実、生活支援の充実をはかる。

 

市民経済分野では、人権尊重、・多文化共生社会の推進、安心安全な地域社会の形成、公共交通の充実、社会保障制度の充実、循環型社会の形成、生活環境の保全、飲食業の活性化支援、卸売・小売業の振興、製造・ものづくりへの支援充実、生活関連サービス業の振興、専門的職種の活動支援、観光の振興、農林業の振興、就労の促進をはかる。

 

建設水道分野では、良好な住宅・住環境の創出、緑豊かで快適な空間の創出、適正な土地利用の推進、都市機能の充実、円滑な道路交通網の確立、都市景観の形成、上下水道の安定運営をはかる。

 

人口枠組みでは、高崎市外からの企業進出、転入者増など、被雇用者の増加、流入人口の増加が見られていることから、2025年の人口40万人をめざす。

第6次総合計画の計画書は高崎市ホームページに掲載、高崎市役所1階市民情報センター、各市立図書館、各支所地域振興課窓口で閲覧できる。

 

 

 

 

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