チームの勝利と選手の育成に全力

(2020年06月30日)


群馬ダイヤモンドペガサス 牧野塁監督

 

新型コロナウイルスの影響で延期されていたルートインBCリーグがいよいよ開幕した。

今季から群馬ダイヤモンドペガサスの監督に牧野塁監督が就任。牧野監督は「BCリーグという新しい挑戦の場を与えられ、群馬ダイヤモンドペガサスという強いチームの指揮をとる機会を得られて、とてもうれしい」と話す。

 

牧野監督は投手として1993年にドラフト3位でプロ入り、現役引退後は、楽天イーグルスベースボールスクールジュニアコーチを務め、昨シーズンは四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス監督として手腕を発揮してきた。

 

楽天のベースボールスクールで元ペガサス選手が指導者として活躍しており、牧野監督が今回就任する後押しとなったそうだ。群馬は初めての地となり、苦労をいとわず挑戦と感謝の気持ちでいっぱいだ。関東という地理的なメリットもあるそうだ。

 

群馬ダイヤモンドペガサスは、今季、新入団選手を例年の約2倍となる19人を獲得、また外国人選手を登録せずに選手全員を日本人としている。

 

牧野監督はチームの勝利とNPB(日本野球機構、いわゆるプロ野球)からドラフト指名される選手の育成を柱に、ファンの期待にこたえていく考えだ。

 

「ファンのみなさんと一緒に、地域で愛されるチームを作っていきたい」と話す。

 

昨年シーズンに牧野監督は、徳島インディゴソックスを独立リーグ日本一に導き、3人の選手をドラフト指名でNPBに輩出している。「チームの勝利と選手の育成という大きな目標に全力で取り組んでいきたい」と意欲いっぱいだ。

「スピード感にあふれ、見ていて気持ちのいい試合をしていきたい。皆さんの熱い応援をお願いします」と呼び掛けている。

牧野 塁監督(まきの るい)

1974年7月生まれ。神奈川県出身。小学生時代に硬式野球を始める。山梨学院大学付属高校―オリックスブルーウェーブ―阪神タイガース―東北楽天ゴールデンイ―グルス―広島東洋カープ。監督・コーチ歴は横浜ベイスターズ(打撃投手)―東北楽天ゴールデンイ―グルス(アカデミーコーチ)―徳島インディゴソックス(監督)。ペガサスの背番号は77。

高崎商工会議所『商工たかさき』2020年4月号

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