碓氷湖で水難救助訓練

(2021年07月1日)

落水者リカバリーシステムによる救助訓練

高崎市等広域消防局

高崎市等広域消防局は、6月29日から3日間、碓氷湖で溺者の捜索・救助を中心とした水難救助訓練を行った。

榛名湖で6月16日から行った高機能救命ボートによる訓練に続き、台風などの出水期や夏のレジャーシーズンの水難事故に備えたもの。

高崎市等消防局では、管内に榛名湖、碓氷湖、鳴沢湖があり、河川の増水なども想定し、水難救助訓練を実施している。

 

今回の訓練は、碓氷湖の溺者を救助し、救急隊が医療機関に搬送する想定。救助現場の碓氷湖に近い松井田分署や郷原分署、安中署、水難を所管する高崎北署の合計約20人が参加し、各隊との連携を取り救助活動が進められた。目撃者からの情報の収集や救助活動を行い、後から到着した隊との連携がはかられた。

 

救助活動に使用する装備や資器材の操作や機能に習熟するのも訓練の目的の一つ。訓練当日は雨天で気温・水温が低く、悪条件下での救助活動に役立つデータが得られたそうだ。

 

高崎市等広域消防局では「こうした想定訓練は初めてだったが、各隊の連携や情報伝達ができた。資器材も有効に使うことができた」と成果を振り返った。

 

 

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