加齢臭など体臭に梅の効用研究

(2021年09月15日)

東海大と共同研究

 

高崎市が誇る梅生産の振興策として、高崎市は梅による体臭改善効果について、東海大学の関根嘉香(よしか)教授と共同研究を進めていくことを9月13日に発表した。

 

梅は江戸時代より民間薬として活用されてきたが、高崎市は加齢臭など体臭の改善効果について着目し、体臭研究(皮膚ガス研究)の第一人者である東海大学の関根教授との共同研究が実現したという。

 

梅と加工品による体臭への影響については、これまで研究事例がなく、現在、研究の初期段階として、高崎市で作られている梅加工品の効果・効用の調査として、梅干しや梅のエキスなどの分析を行っている。

 

研究を進めていう上で、高崎市で栽培される梅の品種に関する情報の提供や「栽培ほ場」の視察のほか、梅の加工方法についても高崎市が生産農家と大学のパイプ役となるなど、研究成果につなげていきたいと考えている。

 

令和3年度に化学分析や予備試験を実施し、令和4年度に本試験を実施する予定。今年度予算は1518万円。

 

 

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