東口の集客施設整備で新たな計画案

(2022年12月15日)

高崎市資料より

中央公民館を移転、ホテル誘致は計画から除外

高崎市は、事業を延期している高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業の見直し計画について、12月8日の高崎市議会都市集客施設整備特別委員会に報告した。

 

この施設は、高崎芸術劇場の西側に計画され、高崎芸術劇場と一体となった都市施設として計画されてきた。高崎市と建設予定エリア内の民間企業、団体等によって準備組合が組織され、計画の初期段階で高崎市内の容量不足が指摘されていたホテル機能の誘致について、可能性が検討されてきた経緯がある。

 

報告によれば、計画案を地権者などによる準備組合で協議し、計画からホテル機能を除外することや施設内に中央公民館を移転させることなどの見直しが行われた

 

変更点の骨子は、事業収支改善のためにホテルを計画から除き、住宅を増床する。コロナ禍の需要動向を考察しオフィス床を縮小する。

市有施設については、従来から計画していた子ども図書館、子どものための室内遊技場、中小会議室、ギャラリー等を備えるパブリックゾーンに加え、子育てなんでもセンター等の機能整備、老朽化した中央公民館の移転などを検討するという。

 

高崎商工会議所の移転については計画通り。高崎市文化会館は移転しない。

 

 

施設規模は地上27階、地下1階。駐車場棟は地上7階。建物高さは99m。

地区面積は約1.6ha。建築面積は8000㎡。延べ床面積は約7万5000㎡。

用途は商業、公益、オフィス、住宅、駐車場。

 

 

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