大聖護国寺 闘茶会

(2020年02月6日)


鎌倉~室町時代の遊芸を体験

高崎市八幡町にある真言宗豊山派のお寺・大聖護国寺で2月16日(日)午後2時から闘茶会が行われる。複数の抹茶をランダムに飲み、種類をゲームのように当てて楽しむかつての上流階級の遊興の一つで、当時の資料を基に、選りすぐりの抹茶の数々を味わいながら闘茶を体験する。茶道の経験は不要で、手ぶら・平服で誰でも気軽に楽しめる会となっている。

 

中国の宋時代に始まり、お茶の伝来とともに日本にも伝わった闘茶。鎌倉時代から室町時代にかけて貴族や武士の間で大流行し、室町時代にはあまりにも人々がのめりこみ過ぎたため、初代将軍・足利尊氏が『建武式目』で禁止したほど。安土桃山時代に茶道が確立するとその中の余興として闘茶が受け継がれていった。大流行した当時は、権力を恐れず自分のやりたいように派手に生きた“バサラ大名”が特に闘茶を好んだという。闘茶会をきっかけに茶の湯をかしこまらず気軽に体験してみてはいかが。

 

また、2月14日(金)から16日(日)の間は、大聖護国寺と隣の八幡八幡宮で、”お寺と神社ふたとこ参り”をおススメする「高崎ふたとこ御朱印」が行われ、両寺社で御朱印をいただくと双龍の御朱印が完成するので、この機会にぜひお参りに訪れてほしい。

 

会場:大聖護国寺(高崎市八幡町675-1)

日時:2020年2月16日(日) 午後2時~午後4時

参加費:2,500円

定員:20名(先着順)

申込/問合せ:TEL.090-2425-7710

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