徘徊救援・介護SOS等の利用状況

(2016年04月14日)


高崎市の高齢者事業

 高崎市は、14日の高崎市議会保健福祉常任委員会で、GPSを使った「はいかい高齢者救援システム」、4月1日から始まったばかりの介護SOSサービス、また拡充をはかった「配食サービス」の状況を報告した。
 はいかい高齢者救援システムは、小型GPS端末を無料で貸し出してベルトや靴等に着けてもらい、行方不明者の居場所特定し保護するもので、平成27年10月1日に稼働した。平成28年4月1日現在で、105件の申請があり、これまでに18件の救出事案があった。利用者の移動範囲はおおむね数kmで、30分から40分で保護ができた。
 長距離に及んだ事案では、27年12月に群馬地域の80歳代男性が自宅から9km離れた吉岡町で保護された。家族がすぐに迎えに行けないために見守りセンターと渋川警察署が連携して保護した。この事案が同サービスによる最初の保護となった。
 また、今年2月に施設職員から80歳台女性が行方不明になったと連絡を受け、位置情報を調べたところ東京都板橋区であったため、板橋区役所と警察の連携協力で保護した。女性は電車で移動していた。
 介護SOSサービスは、在宅介護の支援策で、24時間電話1本で訪問サービスと宿泊サービスを提供する。65歳以上の市民であれば介護認定等に関わらず利用できる。宿泊サービスは原則として自分で身の回りのことができる人。訪問サービスは1時間250円、宿泊サービスは1泊2食付2000円、1泊2食送迎付3000円。訪問サービス、宿泊サービスそれぞれ利用回数の上限がある。
 開始となった4月1日から8日までの間に訪問サービス1件、宿泊サービス1件、合わせて2件の利用があった。どちらも急な用事による利用。また、問い合わせでは、結婚式への出席や介護者が体調を崩した場合などの利用可否の質問があり、どちらも利用できると回答したとの報告もあった。
 高齢者配食サービスは、介護予防・生活支援サービス事業対象者、要支援者、要介護者に対するもの。28年度は制度を拡充し、朝食、昼食、夕食を自宅まで配達するサービスで、配達時に安否確認も行う。27年度は昼食のみのサービスで利用者は582人、28年度は朝食のみ1人、昼食のみ534人、夕食のみ123人、昼食と夕食の両方132人で、合計790人となり、利用者が増加した。このサービスの利用はケアプランに位置づける必要があり、負担額は朝食が200円、昼食が350円、夕食が350円。
 市議会からは、こうしたサービスを市民に周知するよう要望があった。「はいかい高齢者救援システム」は1千人分を予算措置しているが、100台程度になっている背景として、市は、老々介護の場合などは機器の取り扱いを敬遠しがちになるとの見方も示している。市では、民生委員を通じて利用の促進をはかっている。
 
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