斎藤工が高崎ブースにサプライズ登場

(2019年01月17日)

開運たかさき食堂内の特設ブース
ラーメンテーを食べるのは初めて
高崎産食材にこだわった一杯

映画『家族のレシピ』/ふるさと祭り東京

 高崎とシンガポールを舞台にして撮影した映画「家族のレシピ」の公開に向け1月16日、同映画の主演・斎藤工さんが東京ドームふるさと祭りの高崎ブース「開運たかさき食堂」を訪れた。斎藤さん演じる主人公・真人が作った料理「ラーメン・テー」を実際に調理・試食し、集まった報道陣に映画の魅力とラーメン・テーの味をPRした。

 斎藤さんは、黒いバンダナと黒シャツ、黒エプロンと映画の役そのままの姿で登場。たかさき食堂のスタッフから、調理の指導を受けると、慣れた手つきで麺の湯切りをこなし、笑顔で一杯のラーメン・テーを完成させた。

 ラーメン・テーを実際に食べるのは初めてという斎藤さんは「バクテーのスープは癖があるのですが、思っていた以上にスープと麺がマッチしていておいしい。120点の味。この映画をきっかけにラーメン・テーが日本の皆さんに食べられるようになってもらえれば」と味を確かめるように麺を口に運んでいた。

 ラーメン・テーは、日本のラーメンとシンガポールのスープ料理「バクテー」という両国のソウルフードを融合させた新しい麺料理。たくさんの料理が紹介される映画の中でも最も重要な料理として位置付けられている。今回開発したレシピは、高崎産食材にこだわり、麺に使う小麦粉やトッピングの豚肉のスペアリブには高崎産を使用した。そこに香辛料の効いたアジア風スープを加えることで、従来のラーメンとは違った香りと味わいを作り出している。

 ふるさと祭りのための目玉商品として、高崎観光協会と市内の食品加工会社が連携して開発、同映画のスタッフの協力を得てレシピの再現に漕ぎつけた。当初は1,000食限定で提供していたが、予想以上の反響で500食の追加を予定している。今回開発されたラーメン・テーは今後、商品化を目指しているが、現段階ではふるさと祭り東京の開運高崎食堂だけでしか食べられない(1月20日(日)まで)。

 映画「家族のレシピ」は3月9日(土)にシネマート新宿ほか全国各地でロードショーが始まる。斎藤さんは「この映画は世界40か国以上で上映され、日本が最後の凱旋上映となります。映画を見て、涙を流してくれる人がたくさんいました。世界中の人たちが共通して感じることのできる何かを描いた本質的な作品だと思う。この映画をシンガポールと高崎で撮影できたことを本当にうれしく思う。ぜひ映画を見て、お腹を空かしてもらったり、食卓のことや家族のこと、そして母の味を思い出してもらえればと思います」と鑑賞を呼びかけていた。(G)

映画『家族のレシピ』公式サイト
2019年3月9日(土) シネマート新宿 ほか全国ロードショー
(c)Wild Orange Artists/Zhao Wei Films/Comme des Cinemas/Version Originale
出演:斎藤工、マーク・リー、ジメット・アウ、伊原剛志、別所哲也、ビートリス・チャン、松田聖子
監督:エリック・クー

「ふるさと祭り東京」公式サイト

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