お相撲さんが高崎アリーナで巡業

(2017年04月15日)

ちびっこ力士が真剣に立ち合い
土俵入りでは泣き出してしまう子も
迫力ある横綱土俵入り

超満員の6,800人が観戦

 大相撲巡業高崎場所が15日、高崎アリーナで行われた。横綱・鶴竜など100人以上の力士が登場。会場を埋め尽くす6,800人のファンが迫力ある取り組みに大きな声援を送った。
 4月1日にオープンした新体育館「高崎アリーナ」のこけら落としイベントで、高崎場所は今年3年連続となる。
 握手会や相撲甚句、初切(しょっきり)などに加え、力士たちの取組が間近で見られるとあって、会場には満員御礼の垂れ幕がかけられ、多くの好角家でにぎわった。
 ちびっこ稽古では、遠藤や宇良(うら)、碧山(あおいやま)など幕内の人気力士が小中学生に胸を貸した。中には2人がかりで立ち向かう小学生もいたが、力士がものともしない様子であしらうと、会場には笑い声が沸き起こった。
 中入り後の取組では、力士らが激しくぶつかり合い、真剣勝負を披露した。逆転のうっちゃりなど、豪快な投げ技が決まると、「おー」といった大きなどよめきが響き渡った。
 栃木県足利市から来たという60代の男性は、「力士がぶつかると、『どすん』という激しい音がする。息遣いも聞こえ迫力満点だった」と興奮気味に感想を話していた。(G)

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